Medical診療内容

Medical 01一般歯科・歯周病治療

虫歯や歯周病などの一般的な歯科治療を行います。

従来のただ削って治す治療ではなく、できるだけ削らない痛くない治療を心がけております。 また、それぞれの患者様にお口の状況を説明し、話し合った上で治療計画を立て、治療しております。

虫歯治療

虫歯は、風邪と同じように細菌が原因でおこる病気です。

口腔内には様々な細菌がいます。もちろん虫歯の原因となる虫歯菌もそのなかに含まれています。歯磨きだけでは落としきれなかった汚れが残り、長期間不衛生な状態が続くと、虫歯菌はバイオフィルムという生息環境を作り出します。

このバイオフィルムに守られた虫歯菌が作る酸により、歯が溶けてしまうのです。
虫歯になってしまった部分を削り、削った部分をきちんと埋めてふさがなければなりません。また、虫歯が歯髄(神経)まで達してしまっている場合は、歯の神経を取り除き虫歯菌のない清潔な状態になるまで処置(根管治療)しなければなりません。

本来なら、定期的な検診が必要なのですが、鏡で見て、歯の溝や境目が茶色っぽくなっていたり、舌で触って違和感があったりしたら、痛くなる前に、すぐに歯科医院へ向かいましょう。

虫歯の進行

C0

表面のエナメル質が浅く溶け、白く濁っていて、透明感がない状態です。
歯を削る必要はなく、ブラッシング指導と再石灰化を促し、自然治癒を目指します。フッ素を塗付することで、虫歯になりにくい歯質を作ります。

C1

虫歯が始まった状態で、表面のエナメル質が溶け始めています。エナメル質には神経がないため痛みはありません。
再石灰化の促進を優先し、虫歯の進行を抑えられれば削らずにすみます。

C2

虫歯が進行し象牙質まで達した状態。
エナメル質より柔らかい象牙質は進行が早く、虫歯が歯髄(神経)に近づくにつれ、歯がしみるようになります。
まだ神経まで達していないため、虫歯におかされた象牙質のみを除去します。数回の通院での治療が可能です。

C3

虫歯が歯髄まで進行し大きな穴が開いている状態。
炎症(歯髄炎)が起こるとズキンズキンと激しい痛みがあります。虫歯が歯髄まで進行してしまうと、歯髄は死んでしまいます。
死んだ歯髄の除去(根管治療)と汚れた象牙質の除去をしっかり行うことで、歯を助けることができます。

C4

歯の頭の部分(歯冠部)が溶けて、歯根だけが残った状態。
すでに歯髄は死んでおり激しい痛みは感じません。最悪の場合、歯根の先に袋状に膿がたまり出し、歯を残すことも困難になります。


歯周病とは

歯周病(歯槽膿漏とは)歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かす病気です。歯周病が進行するにつれて図のように歯槽骨が溶けてきます。

歯を失う原因の割合

歯ぐきにトラブルをもつ日本人は、全体で7割、中高年では8割を超えており、成人の歯を失う原因のナンバーワンは歯周病なのです。
日本人の歯周病罹患率は80%です。

こんな症状ありませんか?

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯がグラグラする
  • 口臭がひどい
  • 歯の隙間が広がった
  • 歯ぐきが腫れる
  • 歯ぐきが下がってきた


歯周病が関係する病気

歯周病は全身に影響します!
歯周病は、歯とお口の健康だけではなく、全身の健康と深く関わっていることが分かっています。
自覚症状の乏しい病気ですので、定期的にチェックを受け、常に良い状態を保つようにしましょう。

歯周病の改善が全身の健康改善につながります。

  • 脳血管疾患

  • 肺炎

  • 心臓

    心疾患

  • すい蔵

    糖尿病

  • 子宮

    早期低体重児出産

  • 骨粗しょう症

動脈硬化と歯周病

歯周病の人とそうでない人の2倍以上も動脈硬化になりやすいといわれています。

糖尿病と歯周病

糖尿病の人は、歯周病が悪化すると糖尿病も悪化するということが明らかになってきました。

妊婦と歯周病

歯周病が進んだ状態で妊娠すると早産・低体重児の出産のリスクが高まります。

誤嚥性肺炎と歯周病

高齢者は、飲み込む力が弱く、口の中が汚れた状態で食べ物が期間に入ると肺炎につながります。

骨粗しょう症と歯周病

骨粗しょう症の人は、顎骨の骨密度が低下しやすく、歯周病が重症化する原因の一つと言われています。



検査と治療

歯周病の原因は、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にできる溝)にたまったプラーク(歯垢)や歯石の中の歯周病菌です。歯周病の進行具合はレントゲンで歯槽骨の状態を確認したり、歯周ポケットの深さを目盛りのついた器具で測定することで調べます。

基本的な治療の流れ

基本的な治療の流れ

定期検診の重要性・歯周病を再発させないために

何度も通院してやっと歯周病が改善した、もう大丈夫...ではありません。
せっかく歯周病を治療しても、毎日の歯磨きだけでは、歯周病の主な原因となる歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を取り除くことはできません。歯科医院での定期的なケアが必要です。
お口の状態や全身の健康状態、喫煙や生活習慣などによって異なりますが、定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けることが効果的です。

基本的な治療の流れ

Medical 02予防歯科

お口の健康を脅かす2大疾患、虫歯と歯周病の予防と、治療後の再発予防に取り組んでいます。最近では、お口の健康から全身の健康が始まるとも言われております。

お口のリスクは、お一人お一人に異なったリスクがあります。「予防歯科」では、お口の中の清掃(PMTC)・定期検診などの、リスク・コントロールが大切です。
当院では、患者様に合わせた最適のケアをご提供いたします。

PMTC

歯の隙間の清掃

歯の表面をクリーニング

日々の歯磨きは予防歯科の第一歩ではありますが、残念ながらそれだけでは完全に予防をすることはできません。
PMTCとは、これら毎日の歯磨きだけでは除去できない歯石や歯垢、歯の着色などの汚れを、歯科医院にて行う歯のクリーニングのことです。

痛みを伴うことなもく歯面がツルツルになり、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を作ります。

スケーリング(歯石除去)

専用器具で、歯石の除去を行います。リスクコントロールの初めに行う治療です。
歯茎の上の見える部分を中心に、歯石を取っていきます。この歯石を取らないとさらにプラークが付着し、口腔環境を悪化させ、歯周病を進行させます。

ルートプレーニング

歯肉縁下に付着して見えない歯根面についている歯石やプラークを、専用器具を使用し取り除き、根面をツルツルにするにします。スケーリング終了後に行います。

歯磨き指導

歯科医院で口腔内をクリーニングにしてもらっても、毎日のブラッシングを怠れば意味がありません。毎日行う歯磨きですから、自己流の磨き方ではなく、しっかりとした磨き方を行いましょう。歯ブラシの届きにくい部分をチェックして、効率的な歯ブラシの方法などをお話します。

フッ素塗布・洗口

フッ素は虫歯を抑制する効果があります。フッ素を歯に直接塗布することで、虫歯になりにくい強い歯質を作ります。1回の塗布では予防効果が得られないので、定期的に検診時に塗布します。

また、フッ素洗口は、薄いフッ素溶液を歯磨きのあとでクチュクチュうがいさせて吐き出させる方法で、ご家庭でも簡単に行えます。

当院オススメ 予防歯科グッズ

Goods01

TePe 歯ブラシ
発売元:クロスフィールド株式会社

Goods02

クリンプロ 歯みがきペースト
発売元:スリーエム ジャパン(株)

Goods03

GC ruscello歯磨きペースト ルシェロホワイト
発売元:(株)ジーシー

Goods04

ピカキッズ マスカットフレーバー
発売元:(株)オーラルケア

Goods05

チェックアップ
発売元:ライオン歯科材(株)

Goods06

タフト
発売元:(株)オーラルケア

Goods07

GC picella P-20 M
発売元:(株)ジーシー

Goods08

プロスペック 歯間ブラシ アングルアクア
発売元:(株)ジーシー

Goods09

プロテクティス タブレット30錠
プロデンティス 30錠
発売元:バイオガイアジャパン(株)

Goods10

フィジオクリーン キラリ錠剤
発売元:(株)ニッシン

Goods11

義歯用ハブラシ
発売元:サンスター

Goods12

レノビーゴ増量品 フッ素配合 薬用ハミガキ
発売元:ゾンネボード製薬(株)

Goods13

コンクール ジェルコートF
コンクールF
発売元:ウェルテック(株)

Goods14

イータック オーラルケア
発売元:エーザイ(株)

Goods15

ハビットプロ 洗口液
発売元:アース製薬株式会社

Goods16

メルサージュ ヒスケア 歯磨き粉
発売元:日本ゼトック株式会社

Medical 03小児歯科

小児歯科は、虫歯のない健康な歯とお口を目的としており、治療ではなく予防歯科が中心となります。

お子様の診療は、必然的に短い時間で診なければならず、また治療器具などもお口に入りにくいため困難です。ですから、お子様がいつまでも健康な歯でいられるよう、定期検診と予防が最大の目標と言えるのです。

歯医者さんが嫌いなお子様には、できるだけ痛くない治療を心がけておりますのでご安心ください。まずは慣れてもらえるよう少しづつ訓練していきますので、お気軽にお声をおかけください。

歯磨き指導・仕上げ磨きの指導

家庭でのケアや歯磨き方法などのご説明を、お母様も一緒に聞いていただきます。
そして、口腔ケアの方法だけではなく、虫歯予防のために注意すべき生活習慣についてもご説明いたします。

本来なら、定期的な検診が必要なのですが、鏡で見て、歯の溝や境目が茶色っぽくなっていたり、舌で触って違和感があったりしたら、痛くなる前に、すぐに歯科医院へ向かいましょう。

フッ素塗布

フッ素は虫歯を抑制する効果があります。フッ素を歯に直接塗布することで、虫歯になりにくい強い歯質を作ります。1回の塗布では予防効果が得られないので、定期的に検診時に塗布します。

また、フッ素洗口は、薄いフッ素溶液を歯磨きのあとでクチュクチュうがいさせて吐き出させる方法で、ご家庭でも簡単に行えます。

床矯正

床矯正装置を使用し、歯が全て並ぶよう、小さな顎を適正な大きさに拡大させます。装置は取り外し可能なため、食事や歯磨きの際には外すことができます。

低年齢からの治療ができ、早い時期であれば、永久歯を抜かずに治療することが可能です。痛みも少なく、低価格での治療が可能です。

Medical 04口臭治療

口臭は自分あるいは他人が不快に感じるお口のニオイです。
口臭に関してお悩みを持つ方は多くいらっしゃいますが、原因を理解している方は少なく、歯磨きやうがいなどの一時的な対策で終わってしまうことが多いです。
当院では、「口臭治療」を行っております。
まず始めに、口臭でお悩みの患者様に対し唾液検査を行い口臭の原因を調べます。
検査によって歯や歯ぐきの健康、口腔内の清潔度を数値で確認し、患者様に合ったサプリメントの処方や食事指導をしていきます。

唾液検査装置「シルハ」

水で10秒口をすすぐだけ!たった5分でご自身のお口の健康を調べることができます。 当院では、唾液検査装置「シルハ」を導入し、患者様の口腔内環境を調べます。シルハでは、口腔内環境に関係する6つの指標を1度にまとめて検査することができます。6つの指標を把握することで口臭となる原因を見つけ、患者様に合った治療法をご提案いたします。また、検査結果はレポートとして患者様にお渡しし一緒に確認していきます。

シルハで測定できる6つの指標

歯の健康に関する指標
①虫歯菌
虫歯菌がどれだけ活性化しているかを測ります。虫歯菌の数値が高いと口腔内が虫歯になりやすい環境になっていることが分かります。

②酸性度
唾液の酸性度が高い状態が続くと歯が溶け始め、その状態が長く続くと虫歯になってしまいます。

③緩衝能
食後に酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力を緩衝能といいます。緩衝能が弱いと虫歯になりやすいことが知られています。


歯ぐきの健康に関する指標
④白血球
歯ぐきが炎症しているときに、唾液中の白血球の数値が高くなることが知られています。

⑤タンパク質
歯ぐきから出血しているときにタンパク質の数値が高くなります。また、お口の中に食べ物が残っているとき、ドライマウス傾向にあると数値が高くなります。


口腔清潔度に関する指標
⑥アンモニア
お口の中の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアの数値が高くなり、口臭などの原因になることが知られています。

ロイテリ菌でお口の菌質改善
(バクテリアセラピー)

ロイテリ菌は母乳由来の乳酸菌であり、善玉菌を増やすだけでなく悪玉菌である虫歯菌や歯周病菌を抑制する働きがあります。さらには胃酸にも強く腸内にも届くためピロリ菌の増殖を抑制する など腸内環境も整えることができます。 当院では、ロイテリ菌が生きたまま配合されているサプリメントを導入しており、口臭治療として患者様にお勧めしています。

Medical 05審美歯科(審美補綴)

うまく噛めなくなった、口元が閉じにくいなどいった症状のある方は、噛み合わせのバランスが崩れて口腔機能が低下しています。
みやま歯科医院の審美面に配慮した補綴治療を心がけており、「よく噛める」といった口腔機能の改善は当然のことながら、お口や歯の自然な美しさに重点を置いた歯科治療です。

現在の保険診療では、残念ながら口腔機能の改善が目的で、見た目の美しさや長期間の持続性の面ではあまり考慮されておりません。
みやま歯科医院では機能的で審美的にも優れた詰め物・被せ物などを患者様のご希望によりご提供致します。

オールセラミッククラウン・インレー

もっとも自然の歯に近い性質を持ち生体親和性もトップクラスで体に優しい素材です。

歯本来の透明感があり、金属アレルギーや歯肉の黒ずみも心配いりません。長期使用にも変色がなく、天然歯同様に輝き続けます。
前歯などの審美性が重要な部分の治療に最適です。

ハイブリッドセラミックスクラウン・インレー

セラミックとレジン(プラスチック)を混合した素材です。
オールセラミックと比べると審美性にやや劣るものの、価格が比較的安価といえます。

唯一欠点として、レジンを使用しているため、長期間使用すると変色の起こる可能性がありますが、「セラミックの強度と美しさ」「レジンの柔軟性」の二つを持っており、奥歯の噛み合せに最適です。

メタルボンドクラウン

金属の被せ物の表面に、セラミックスを焼き付けたクラウンです。

金属の強度とセラミックの透明性を併せ持ち、前歯はもちろん、大臼歯や複数歯のブリッジ・連結歯などにも利用できます。

ポーセレンラミネートベニア

すきっ歯が気になる方や、歯の着色除去が、クリーニングやホワイトニングでは効果が出ない場合に行うと効果的です。

歯の表面のエナメル質をほんの少しだけ削り、薄いセラミックの板を貼り付けます。短期間で透明感のある白いの歯を得ることができ、変色もありません。矯正を行うよりもずっと安価で行えます。

Medical 06入れ歯治療

入れ歯の違和感や痛みがありお困りの方。または、インプラントも良いけど手術することに抵抗がある方など、当院へお気軽にご相談ください。当院では、患者様のカウンセリング・精密な検査をしっかり行い、最良の入れ歯の製作を行っております。

入れ歯には、総入れ歯・部分入れ歯を含め様々な種類があります。材質も豊富で、保険診療内の入れ歯、自費診療による入れ歯など、患者様のご希望に合わせた入れ歯をお作りいたします。

保険診療による入れ歯

保険の部分入れ歯

保険診療で作る入れ歯には、材料・デザイン・構造などに細かい制限があります。

保険の「総入れ歯」は、レジン(プラスチック樹脂)で製作しなければなりませんので、強度を保持するために、どうしても厚みがあり、ぴったり感や食べ物の温度の伝わりやすさ(熱伝導性)に劣ります。
保険の「部分入れ歯」は、クラスプ(金属のバネ)で固定しますので、見た目など審美性に劣ります。

機能性では劣りますが、噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。
自費診療と比べ、コストパフォーマンスに優れた入れ歯と言えます。

金属床義歯

左が自費診療による金属床

この薄さが
食事の熱を伝えます

保険診療のレジン床に対して、厚さが0.5mm程しかありません。入れ歯の主要部分を金属で製作しており、薄くて違和感が少なく、耐久性のある入れ歯です。
使用する金属には、体にやさしいチタン合金や白金加金合金などを使用しておりますので、アレルギーが心配な方でもご使用いただけます。

これらの金属フレームは発音がしやすく、熱伝導率が早いので、今まで通り自然な味覚を楽しむことができます。

磁性アタッチメント義歯

歯茎部分の金属と
入れ歯裏の磁性マグネット

装着した状態です

残っている歯根に金属(磁性金属)を入れて支えとし、入れ歯側に超小型磁石をセットした入れ歯です。磁力の力でガタつきがなく、ぴったり密着した入れ歯ができます。入れ歯の取り外しも簡単に行えます。

歯根が残っていない場合、インプラント(人工歯根)を土台にすることで、入れ歯を安定させることができます。

ノンクラスプ義歯

金属のバネがありません

通常、部分入れ歯の場合、金属のバネを歯に固定することで安定させすまが、このバネが口元付近にあると、見た目で入れ歯と気づかれやすくなってしまいます。

ノンクラスプ義歯は、スーパーポリアミドナイロン樹脂を使用することでこのバネをなくし、素材の柔軟性で歯に固定させます。見た目も良く、薄くて軽くい装着感で、歯を傷つけることなく使用できます。金属アレルギーの心配もありません。

シリコンデンチャー

シリコンデンチャー

圧力がかかる入れ歯の装着面に、やわらかい生体用シリコンを使用し、吸着させる入れ歯です。
シリコンにより、圧力が分散・緩和され、咬合力、咀嚼力が大きく向上します。
痛みのない、良く噛める入れ歯です。

Medical 07矯正歯科

噛み合わせに異常があることを「不正咬合(歯列不正)」と言います。
不正咬合になると、うまく噛めないだけでなく、虫歯になりやすく、身体全体のゆがみなどにも影響を及ぼします。

小児矯正

当院で行う小児矯正治療は、お子様の顎の成長に合わせて矯正の治療を行います。
この治療法を「咬合誘導」と言います。
自然の成長力を利用しますので、痛みも少なく、治療後の安定も良いです。

できるだけ早い時期に治療を行うことが重要ですが、永久歯の生え始める小学校の間(6歳~12歳)に行うと効率的に。「出っ歯」「すきっ歯」「乱ぐい」などを防ぐだけでなく、何よりも歯を抜かずに歯並びを整えることが可能です。

口元の印象は、その方の顔貌を決定づける大きな要素です。
私達と一緒にお子様の将来を育てていきましょう!

成人矯正

もちろん、成人の方の矯正治療、全て永久歯に生え変わったお子様の矯正治療も行っております。歯並びが悪いと、舌の入るスペースが少ないため呼吸しにくいなど、普通に生活することにさえ支障が出てきます。

成人矯正の場合、お口の中の状態(歯周病や補綴物など)も複雑な場合もありますので、まずはご相談いただき、様々な治療法より検討いたします。

様々な不正咬合

出っ歯・上顎前突

上の前歯が極端に前に出ている状態。日本人に比較的多くみられる症状です。

反対咬合(下顎前突)

下の前歯が上の前歯より前に出ている状態。受け口ともいい、横顔がしゃくれたように見えたりします。

すきっ歯・空隙歯列
(くうげきしれつ)

歯と歯の隙間が開いていて、食べ物がはさまりやすかったり、隙間が目立ちます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯が下の歯に深くかぶさっている状態。顔が短く見えたり、歯の接触で大きく損傷してしまうこともあります。

開咬(かいこう)

前歯を閉じても噛み合わず隙間があいてしまう状態。食べ物によっては噛み切れないこともあります。

乱ぐい・叢生(そうせい)

歯が重なり合い凸凹の状態。八重歯や乱ぐい歯ともいい、歯磨きが難しく虫歯や歯周病になることも。

交叉咬合(こうさこうごう)

歯の噛み合わせが部分的に反対になってしまっている状態。顔が歪んだり(非対称)、食いしばりができない方もいます。

当院の矯正治療

床矯正

床矯正装置を使用し、歯が全て並ぶよう、小さな顎を適正な大きさに拡大させます。
装置は取り外し可能なため、食事や歯磨きの際には外すことができます。

低年齢からの治療ができ、早い時期であれば、永久歯を抜かずに治療することができます。痛みも少なく、低価格での治療が可能です。

マルチブラケット法

矯正治療の中で最も一般的な治療方法がこのマルチブラケット法です。主に、永久歯の矯正に用いられます。ブラケットを1本1本の歯に接着し、そこにワイヤーを通して力を加え、それぞれの歯を移動させ歯列を整えます。

この装置は自分で取り外すことはできませんが、安価で安定した矯正を行うことができます。

プチ矯正(MTM矯正)

MTM(マイナートゥースムーブメント)とは部分矯正のことで、「すきっ歯」や「歯が抜けて片寄った歯」など、歯並び全体の治療ではなく、1本~数本の部分的な歯を整える矯正治療です。

個人差がありますが、早い方でしたら3ヶ月ほどで歯が整います。

マウスピース矯正

当院では、2006年にアメリカで開発されたクリアコレクトを取り入れています。
クリアコレクトの特長として、最適な保持性があげられます。歯肉から2mmほど包むように設計されているため、他のマウスピース矯正に比べて歯を動かす力が強いと言われています。

その他にも、マウスピース矯正では取り外しが可能なため食事や歯磨きが普段通りにできる、透明な装置のため目立ちにくい、金属を使っていないため金属アレルギーの方にも安心して治療できるなどの特徴があります。
歯列不正の程度によってはマウスピース矯正ができない場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。

Medical 08インプラント

精密なインプラント治療を提供いたします。

歯が抜けてしまった部分に、ネジのようなフィクスチャーを打ちこみ、その上に人工の歯を装着することをいいます。
当院では歯科用CTを使うことで、より精 密なインプラント治療ができると考えています。
また3Dで撮影したものを使い、コンピュータ上で手術のシミュレーションを行います。その後よりインプラン トを埋める位置が明確にわかり、実際に患者さまへ手術を行うときに、他の歯に傷をつける、打ってはいけない場所にフィクスチャーを打つ…などというミスを回避します。
カウンセリング後、シミュレーションガイドの製作、一次手術、二次手術、型どり、インプラント完成という流れで、治療期間は約3ヶ月間となります。
治療後も月に1度ほどの通院で、口内清掃やインプラントの調整を行っていきます。

インプラント治療の流れ

Flow01

診察・治療の計画

口腔内状況によって治療法を選択できます。
レントゲンを用いた診断を行い、患者様に最適な治療計画を立てます。

Flow02

一次手術~治癒

患者様の顎の骨にインプラントを埋め込みます。
術後1~2週間後に抜糸を行い、インプラントと骨がしっかり定着するまで3~6ヶ月の期間がかかります。

Flow03

二次手術

一次手術でインプラントう埋め込んだ歯ぐきを再び開き、歯を支える土台として台を取り付ける手術です。
インプラント装着のためだけでなく、歯肉の形も整えます。また、一次手術で選択した方法によって二次手術がない場合もございます。

Flow04

人工歯の製作・装着

開いた歯ぐきの治癒後に型取りをし、人工歯を製作します。
色・形を選択できるため、他の歯と遜色ない見た目を再現する事が出来ます。
人工歯をインプラント部分に取り付けたら手術は終了となります。

Medical 09睡眠障害・歯ぎしり

皆さんにも、寝ている間に無意識に行っていたり、聞いたりと経験があるでしょう。
歯軋りは、「ギリギリ」「バリバリ」と周りの人に迷惑なだけではなく、常習的な歯軋りは、歯が磨耗する、割れる、折れる、知覚過敏、歯周病の悪化など、歯や歯周組織に様々な影響を及ぼします。

原因は、「ストレス」「枕の影響」「噛み合わせ」など人それぞれで、対処法も異なります。
さらに、無意識に行っている行為であるため、治そうと思っても自力で治すことは困難でしょう。

患者様に合わせたマウスピースを製作

顎に合ったマウスピース

当院では、患者様に合わせたマウスピースを製作し、歯軋りを防止しております。
顎に合ったマウスピースを装着することで、歯へのダメージを避けるといった対処法が主な治療となります。

歯軋りには、もともとの噛み合せのズレや、被せ物が合っていない場合などの原因も考えられますので、そのような場合、マウスピースと併用し、噛み合わせ治療、歯列矯正などを行います。

Medical 10ホワイトニング

ホワイトニングとは、タバコやコーヒー、ワイン、茶しぶなど、生活習慣などにより変色してしまった歯の表面を、専用のジェルで白くする方法です。

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングで、ホワイトニングジェルを歯の表面に塗り、光を照射して活性化する方法です。

濃度の濃い薬剤を使うことができますので、短時間で高い効果が期待できます。(効果には個人差があります。)
急なイベントがある方や、お時間の少ない方におすすめのホワイトニングです。

費用:1回18,000円~(お口の状態により1回では充分な白さが得られない可能性があります)

オフィスホワイトニング 症例1

オフィスホワイトニング 症例2

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング
キット

ホームホワイトニングは、自宅で患者様ご自身に行っていただくホワイトニングです。
診断・カウンセリングを行い、歯型を採ってマウストレー製作します。そのマウストレーにジェルを入れて、自宅で装着するだけです。

個人差がありますが、数週間で少しずつ歯が白くなってきますので、気に入った白さになったら完了です。

費用:30,000

デュアルホワイトニング(より効果的なホワイトニング)

「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」を併用する、効果の高いホワイトニング方法です。オフィスホワイトニングを行った後、ご自宅でホームホワイトニングを行っていただきます。
漂白後にさらにじっくり漂白していくので、より効果的に白さを長期間維持することができます。

費用:50,000

Medical 11マウスガード

マウスガードは、顎と口まわり、脳への外からの衝撃を緩和し、歯が折れたり、顎の骨折、口の内外の軟組織のケガを防止します。また、瞬間的に強く噛めることで、集中力や、瞬発力を発揮させます。

当院では、既成のマウスガードではなく、患者様の顎の型を精密に採り、オリジナルのマウスガードを製作いたします。

激しいスポーツにはケガがつきものです。折れた歯・抜けた歯は、残念ながら元に戻すことはできません。大好きなスポーツをエンジョイするためにも、マウスガードを装着し、未然にケガを防ぎましょう。

Medical 12スプリントデンチャー

スプリントデンチャーの「スプリント」とは、「マウスピース」のことを指します。

スプリントデンチャーは、次のような方におすすめができる治療です。

  • お口の中の噛み合わせが崩壊している方
  • 何本か歯を失ってしまって悩んでいる方
  • できるだけ早く失った歯を取り戻したい

従来の入れ歯では、入れ歯を固定する為に、クラスプ(金属のバネ)を左右にある歯に引っ掛けることで、支えるという方法を取っています。
このことで、クラスプがかかっている歯に負担がかかることになり、健康な歯にも負担を与えることになってしまいます。
また、入れ歯を装着するための歯に何かしらのトラブルがある場合、お口全体の治療(口腔内の環境改善と土台づくり)が必要となり、入れ歯を装着するまでに時間がかかってしまいます。

当院で採用しているスプリントデンチャーでは、このような問題を解決できる可能性があります。

スプリントデンチャーでは、入れ歯を挿入する部分以外にも、マウスピースが歯の全体を覆う形で固定されますので、健康な歯にも影響を与えることなく、グラグラしている歯がある方にも適応可能です。
また、マウスピース型の為つけ外しが容易となり、治療中の歯がある方にも早期の着用が目指せます。
私は、スプリントデンチャー研究会に所属しており、複数の歯科医師と症例研究を重ね、日々治療方法のアップデートを行っております。
入れ歯でお困りの方は、ぜひみやま歯科医院までご相談いただければと思います。

Medical 13口臭治療

海外に比べ、日本では口臭のある方が多い、といわれています。

口臭の発生は、中年以降の方に多いと思われがちですが、昨今はストレスや口呼吸の方の増加など、若い方でも口臭で悩んでいる方が増えています。
当院では、口臭治療にも注力しています。
口臭の原因を調べるため、唾液検査を行います。
この唾液検査では、採取した唾液を専用の機器で解析し、口腔内環境を調べる検査です。
お口の中には複数の細菌がいる為、どのような細菌がどの程度存在するかを詳細に調べることで、口臭の発生源を突き止めます。
この唾液検査の他にも、歯周病検査、虫歯検査などといった一般的な歯科治療の検査も行います。
口臭が発生する要因として、その方の全身の栄養状態が悪い場合があります。
食事指導も実施し、唾液検査の結果、お口の中の酸性度高い方は口臭がある場合が多い為、食事内容の見直しもアドバイスさせていただきます。
栄養状態を改善するサプリメントもご用意しておりますので、ご相談ください。
舌の上に苔がはえている場合、それが口臭の原因になっている場合もあります。その場合は、舌苔のお掃除も実施させていただきます。
自覚症状がなくても、定期健診を活用し、口臭を予防していただければと考えています。

Information診療案内

診療時間 日・祝
9:00~12:30
14:30~18:00
15:00-
  • 矯正歯科は月、金(月一回ずつ)14:30~21:00
    土曜日(月一回)9:00〜18:00
平日
午前 9:00~12:30 / 午後14:30~18:00
土曜
午前 9:00~12:30 / 午後15:00~18:00
休診日
水曜日・日曜日・祝日
駐車場
5台完備

〒274-0072 千葉県船橋市三山2-43-9

ドクターズ・ファイル

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